新・旬 な出会い

2009年 明けて早々に心斎橋教室へやってきた、「J」さん
ブライダルMCとして既に12年ものキャリアを持っている・・・とのメールを頂いていたので、
わたくちも・・・些か緊張気味に・・・お出迎えと相成ったのだが・・・

「流石」。「ふんいき」の纏い方が「プロ」を匂わせる~って感じ、伝わるでしょうか?
ひと目で「わぁ、すてきだぁ~~知り合いになりたぁい」と感じ入ってしまう、
物腰、表情、魅せ方上手。 プロやなぁ~
 週末はほぼMCで埋まっているという「J」さん。
「そんなあなたがなんでまたこちらへお越しに・・・??」

その答えとなる彼女の思い、その一言が、

びびびっとわたくしを1秒でファンにしてくださいました。

『「勘違い」してはいけない・・・と思うんです。』

それは、私がいつも傍らに携えている思いと同じ。
仕事をしていると、いろんな場面で褒められたり感謝して頂いたりします。
たとえそのシーンで自分自身が100%でなかったとしても・・・
不完全燃焼で申し訳ない思いでいっぱいのときでさえも・・・
ごぉんと下がったテンションを忘れさせてくれるほどの「賞賛」は

時に、見当違いな方向へいざなおうとするのです。

同じ事を感じ、憂えている 利害関係のない同業者の出現に、まぁ、なんだか嬉しくて  

きゃぁきゃぁあっという間に時間が経ってしまいました。

ずーっと司会をしていると知らぬ間に無くしている
正確な発音やテクニック、これらに改めて取り組みたいと真剣な表情。
私が年末年始で録ったナレーション原稿をちなみに読んでいただく。
「Wow !」 アクセントは的確だし、ぶれない。負けそうですがな~!

「カン」「アンテナ」が目に見えるようです。しゅごいな~~さすがだにゃ~
次回のお越しを て~ぐすねひいてお待ちすることにしよう。
こいつぁ春から面白くなりそうだ・・・


私が22歳のとき。初めてのナレーション録りの現場で、
「自分で自分を一番厳しく律することができなければプロにはなるな」と言われた。
現場では誰も本当のこと、足りない部分を指摘してくれないから。
「褒められた過去を糧にするな、痛みだけ覚えておけ」とも。

当時ブライダルビデオのカメラマンやったこのキッツ~イ兄ちゃんは
その後 TV-CREW になって津々浦々を飛び回っている。いまだ大尊敬している。
兄ちゃんに言われたことをしっかり守って一回一回、情けなさや悔しさを積み上げた。
すると周りも自分もどんどんクリアに見えてくるようになった。
そして、「勘違い」することの怖さを目の当たりにした。
仕事だけじゃない。「生きる」ことそのものでもあるだろう。

レッスンにみえる受講生の皆さんからも、日々、教えられている。

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